赤ちゃんの健康を第一に考えるなら、オーガニック粉ミルクの選択は重要です。オーガニック粉ミルクは、農薬や化学肥料を使用せずに育てられた牛のミルクを原料とし、添加物の使用を最小限に抑えた安全性の高い製品です。
ここでは、オーガニック粉ミルクの特徴や選び方を詳しく解説します。
オーガニック粉ミルクのメリットとデメリット
オーガニック粉ミルクのメリット
一般的な粉ミルクに比べ、オーガニック粉ミルクには以下のようなメリットがあります。

農薬・化学肥料不使用のミルク
オーガニック粉ミルクは、オーガニック認証を受けた牧場で育てられた牛のミルクを使用しています。牧草や飼料にも化学肥料や遺伝子組み換え作物を使わないため、赤ちゃんの健康を守るのに適しています。
人工添加物を最小限に抑えている
一般的な粉ミルクには、保存料や香料、着色料などが含まれていることがありますが、オーガニック粉ミルクはそれらの添加物を極力排除し、自然な成分で作られています。
赤ちゃんの消化に優しい

オーガニック粉ミルクには、赤ちゃんの消化を助けるプレバイオティクス(オリゴ糖や乳酸菌など)が含まれているものが多く、便秘や下痢のリスクを軽減する効果が期待できます。
ホルモン剤・抗生物質不使用

オーガニック粉ミルクは、ホルモン剤や抗生物質を投与されていない牛のミルクを使用しているため、赤ちゃんの成長に悪影響を与える可能性が低いです。
環境に優しい

オーガニック認証を受けた製品は、持続可能な農業の原則に基づいて生産されています。生態系を守りながら、環境負荷を減らす取り組みが行われているため、地球環境問題にも大きなメリットがあります。
母乳に近い栄養バランス
オーガニック粉ミルクの多くは、母乳の成分に近づけるために、オメガ3脂肪酸(DHA・ARA)やビタミン・ミネラルをバランスよく配合しています。
オーガニック粉ミルクのデメリット
一方で、オーガニック粉ミルクには以下のようなデメリットもあります。
価格が高め
オーガニック認証を取得するための生産コストがかかるため、一般的な粉ミルクよりも価格が高めです。
選択肢が限られる
日本国内ではオーガニック粉ミルクの取り扱いブランドが少なく、海外製品を選ぶ場合は輸入品を購入する必要があります。
味が異なる可能性
オーガニック粉ミルクは人工的な甘味料を使用していないため、一般的な粉ミルクよりも味が薄いと感じる赤ちゃんもいます。母乳や通常の粉ミルクから切り替える際には、少しずつ慣らすのがポイントです。
溶けにくい場合がある
添加物が少ないため、一部のオーガニック粉ミルクは溶けにくいと感じることがあります。しっかりと振って溶かすか、お湯の温度を調整することで改善できます。

オーガニック粉ミルクの選び方
オーガニック粉ミルクを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。赤ちゃんの健康を守るために、以下の基準をチェックして最適な粉ミルクを選びましょう。
1. オーガニック認証を確認する

オーガニック粉ミルクは、各国の認証機関によって品質が保証されています。以下のような認証マークがあるかを確認することが大切です。
EUオーガニック認証(EU Organic) | 欧州連合が認定する厳格な基準を満たした製品。 |
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USDAオーガニック認証(USDA Organic) | アメリカの農務省が定める基準に基づいた製品。 |
JASオーガニック認証 | 日本農林規格(JAS)によるオーガニック認証。 |
これらの認証を受けている粉ミルクは、化学肥料や農薬の使用が厳しく制限されているため、安全性が高いとされています。
2. 成分表を比較し、栄養バランスをチェック
赤ちゃんの発育に必要な栄養素が含まれているかを確認しましょう。特に以下の成分がバランスよく配合されているものがおすすめです。
また、オーガニック粉ミルクは、人工添加物を極力抑えながらも、下記に示した栄養素がしっかり含まれているものを選ぶことが大切です。
DHA・ARA(アラキドン酸) | 脳や視力の発達をサポートする必須脂肪酸。 |
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オリゴ糖・乳酸菌 | 脳や視力の発達をサポートする必須脂肪酸。 |
鉄・カルシウム・亜鉛 | 骨や血液の形成に必要なミネラル。 |
ビタミンA・C・D・E | 免疫機能の強化や成長をサポート。 |

3. 乳糖の含有量をチェック
赤ちゃんによっては乳糖不耐症やアレルギーがある場合があります。そのため、以下の点に注意しましょう。
- 乳糖不耐症の赤ちゃんには、低乳糖または乳糖フリーの製品を選ぶ。
- アレルギー対策として、牛乳ではなく大豆ベースの粉ミルクを選ぶのも選択肢の一つ。
また、通常の粉ミルクとオーガニック粉ミルクでは乳糖の量が異なることもあるため、赤ちゃんの様子を見ながら調整しましょう。
4. 味や溶けやすさも考慮する
オーガニック粉ミルクは、人工香料を使用していないため、一般的な粉ミルクとは風味が異なります。そのため、赤ちゃんが飲みやすいかどうかも重要なポイントです。
- 粉ミルクが溶けやすいか
オーガニック粉ミルクの中には、溶けにくい製品もあります。しっかり振って溶かせるか、ダマになりにくいかを確認しましょう。 - 味の好み
赤ちゃんによって好みがあるため、最初は少量ずつ試して様子を見ることが大切です。
5. 購入のしやすさを考える
日本国内では、オーガニック粉ミルクの選択肢が限られているため、購入方法も重要なポイントになります。
- 通販サイト(Amazon、楽天など)での取り扱いをチェックする
- 並行輸入品を選ぶ場合は、信頼できる販売店を選ぶ
- 海外製品を購入する場合は、口コミや成分表をしっかり確認する

国内外の製品を比較しながら、継続的に購入しやすいものを選びましょう。
オーガニック粉ミルクを選ぶ際には、これらのポイントを考慮しながら、赤ちゃんの成長に最適な製品を見つけることが大切です。
おすすめオーガニック粉ミルク3選
1. 【Bellamy’s(ベラミーズ)】オーガニック粉ミルク
特徴
- 基準の厳しいオーストラリア産オーガニックミルク
- DHA・ARA配合で赤ちゃんの発育をサポート
- 消化に良いホエイパウダー配合
おすすめポイント
母乳に近い成分バランスで作られており、新生児から安心して使用できます。
2. 【bubs(バブズ)】オーガニック粉ミルク
特徴
- 世界トップクラスのオーガニック基準を持つオーストラリア製造
- グラスフェッド粉ミルクにより免疫力をアップ
- ビタミン、カロチンを豊富に含む
おすすめポイント
国際的なオーガニック認定機関であるNASAAに有機栽培・無農薬と認定された原料を使用。
3.【Holle(ホレ)】オーガニック粉ミルク
特徴
- 創業90年以上ほ誇るドイツのオーガニックベビーフードメーカー
- アレルギーや湿疹などの肌トラブルに悩む赤ちゃんにもおすすめの
- ストレスの無い自然な環境で雑草を食べて成長した牛やヤギの乳から製造
おすすめポイント
アメリカ、ヨーロッパ諸国でも不動の人気のオーガニック粉ミルク
4.【Kendamil Organic(ケンダミル オーガニック) 】乳児用粉ミルク
特徴
- ヨーロッパの厳しい基準で作られたイギリス発祥のケンダミル粉ミルク
- DHA・ARA配合により乳児の脳と目の発育を助けます
- 母乳に近いクリーミーな味わいで赤ちゃんも飲むやすいと口コミも◎
おすすめポイント
消化に良い素材で作られているため、赤ちゃんの消化を助けます
オーガニック粉ミルクに関するFAQ

「オーガニック粉ミルク完全ガイド」 まとめ
オーガニック粉ミルクは、赤ちゃんの健康を守るために、化学物質や人工添加物を極力排除し、自然由来の栄養成分を多く含んだ安心な選択肢です。赤ちゃんの成長には、安全でバランスの取れた栄養が必要不可欠であり、オーガニック粉ミルクはそのニーズに応える製品として、多くの家庭に支持されています。
また、オーガニック粉ミルクにはさまざまなメリットがある一方で、価格や購入のしやすさなどの点を考慮しながら選ぶことが重要です。赤ちゃんにとって最適な粉ミルクを見つけるために、成分や認証基準を確認しながら選びましょう。